1月に仕込んだお味噌ですが、そろそろ出来上がりです。
以下の手順を参考に美味しいお味噌をいただいてくださいね。
<9月半ばくらいにやること>(天地返し)
①カビやフルフルの膜ができている場合は、そっとぬぐって捨ててください。
汁があがっている場合は、最高の状態です。汁はうまみがたっぷりなので、捨てずにそのまま混ぜ込みます。
②焼酎をしみこませたキッチンペーパーで、カビが残らないように樽の内側をふき取ります。特に、お味噌と樽の境目をきれいに丁寧に。
③次に、天地返しをします。
肘まできれいに洗うか、きれいなへらなどで上下を返し、まんべんなく混ざるようにします。お味噌の上をとんとんたたいて空気をぬき、表面を均します。
④②の要領で側面についたお味噌をぬぐい、焼酎をしみこませたキッチンペーパーできれいにふきとります。
⑤新しいラップをお味噌の表面に十字にぴたっとかけて、空気にふれないようにします。 塩の重石(出来上がり量の半分の重さ)をし、新聞でふたをして、とれないようにひもでしばります。
お好みですが、あと1ヶ月くらい寝かして様子をみましょう。
★いい香りがしていたら食べごろですので、天地返しをした後はすぐに食べてもかまいません。お味噌を保存するときには、小分けにして冷蔵庫にいれましょう。
常温で保存した場合は、発酵が進み、色・風味が変化してきます。もちろんその味を味わってもけっこうですが、来春までには冷蔵保存をしましょう。
★お味噌の中に白い粒々が出ることがありますが、それはL-チロシンをいう良質なたんぱく質から作られるアミノ酸の一種ですので、安心して食べられます。