コロナ禍が続く中、世情もだんだんと落ち着き、高松市ではコロナウィルスの新しい感染者の方がいない状況もあり、様々な場所での利用が緩和されつつあります。
もこもこルームも市の方から通常開所まではいきませんが、密を避け、感染防止の対策をしたうえで開所できるようになり、6月2日から予約制で開所をしております。
開所に向け、様々な対策を考え、検討しました。
人が集う場所なので、楽しく心地よい場所であり安心できる場所であるために感染防止対策をどうするのか、換気の仕方、消毒の仕方、スタッフの対策、利用者さんへのお願いすること…たくさんのことを検討してきました。
そのうちの一つがもこもこルームで次亜塩素酸水による噴霧器の利用です。
噴霧器を導入するにあたり、安全性をしっかりと調べ、購入しました。製造元のメーカーに問い合わせて検証データも取り寄せました。
しかしながら、今現在、次亜塩素酸ナトリウムの危険性が世間で騒がれ、大きなニュースになっております。
もこもこルームにもご心配の声をいただいております。
もこもこルームで使用しているのは次亜塩素酸水であり、次亜塩素酸ナトリウムではないことは説明してまいりました。
そんな中、6月5日のニュースで、文科省の方で、小学校等における噴霧器の利用を中止するお知らせが出たと流れました。
次亜塩素酸ナトリウムの危険性のためです。
その中で、次亜塩素酸水については効果の実証がないため使用しないという内容が含まれました。(ふき取りなどの仕様は問題ないようです。噴霧器での利用に関してということです)
もこもこルームにおいても、この発表に注目し、その判断に従うこととしました。
その効果が確立されたとされるまで、もこもこルームにおいては空気清浄機を使用し、換気とふき取りによる衛生管理を進めてまいります。
利用してくれている利用者さんとお子さんが気持ちよく過ごせるよう、スタッフでしっかりと体制を整え、状況によって判断を重ねてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。