広島の戦争・原爆を題材にした舞台
高学年向けの例会、人形劇団むすび座さんの「父と暮らせば」を観てきました。
広島に原爆が落とされた、その数年後をえがいた人形劇です。
去年度の鑑賞選択の集いで、ぜひ観るべきと強く押された作品の一つで、みんなどんなお話なのか、ドキドキしながらの開演となりました。
父の想い、娘の想いに思いを馳せる
劇自体1時間50分という、人形劇にしては長い舞台でしたが、最初に引き込まれたら最後まであっという間に過ぎていました。
戦争のこと、広島に落ちた原子爆弾が何を引き起こしたのか、残された子どもは、残してしまった親は…その逆もあったでしょう。戦争が起こした悲しみや苦しみ、幸せとは何だろう、そんなことを様々と思い、涙なくしては見られませんでした。
今回の舞台を見れば誰しもが戦争のことや自分たちの家族のことに想いを馳せたと思います。
それでも、父のキャラクターにただ悲しい、つらいという想いだけではなく、くすっと笑う場面が多々あって、重い話に引きずられることなく、心に響く余韻に心地よく浸りながら見終わることができました。
ロビーで喫茶コーナーを設ける
今回はロビーで喫茶コーナーを設けて会員さん同士の交流もできました。
高学年以上ということもあり、落ち着いた雰囲気の中、コーヒー片手におしゃべりしながら楽しい時間を過ごせました。
イチゴ大福や手作りのシフォンケーキがとても好評でした♪
次回は「はれときどきぶた」
3月から4か月連続の例会になる次回は「はれときどきぶた」になります。
今回とは全く違ったテイストの幼児向けの例会になります。有名な絵本をもとにしているので、楽しく観てもらえると思います♪ぜひ遊びに来てくださいね。